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4月も入り、人材獲得に成功しホッとしたのも束の間、これから新入社員教育に追われる日々をお過ごしかと思います。

みなさまはどんな研修をされていますでしょうか?

研修が形式的なものになっていませんでしょうか?

最初はみんな緊張していますから、真剣な顔でこちらを向いてくれます。しかし時間が経つにつれ緊張もほぐれ出し、段々と

・遠くの方を見ている
・うつむいてばっかり
・ウトウトしだす
・時計ばかり気にしている
・時にはスマホをいじりだす…

こんな新入社員はいませんか?

こんな症状が出始めたら聞いていない証拠です。

「新入社員のくせに」
「こっちが一生懸命やってるのに!」

イライラしますよね?

「もう明日から来るな!」と言いたくなります。


しかし考えてみてください。そういう症状が出るということは、言い方を変えれば、

「アナタの研修はつまらない」

と言われているようなものです。


研修とは「相手がちゃんと聞いているもの」
後で「あの時研修で言っただろ!!」と怒鳴ってても無駄なのです。

だって相手は「聞いてない」、意味のない研修になってしまっているのですから。

腹が立ちますよね?


私はこの症状に対してものすごく腹が立ちました。

それは私の研修を聞いてくれない相手に腹が立ったのではなく、記憶に残る研修を行っていなかった自分に対して…。


協会の研修会、会議などへ参加した時のことを思い浮かべてみてください。会社の命令で出席したような研修会は、聞いているだけで段々とお経のように聞こえてきて眠くなります。そして記憶に残りません。
特に「年に○回しなさい!」というような法的に定めらた業界、協会の研修会などは、主催する側も参加する側も強制させられている感があり、「やっておけばいい」という気持ちが強いので余計面白くありません。
しかし、はじめから興味のない研修会なのに何故か「聞き入ってしまう」という研修会が稀にあります。
それは講演を行う人が「聞いてもらう」「記憶に残してもらう」為にさまざまな工夫を凝らしていることに気づきます。


社員研修でも同じことです。形式的な研修、記憶に残らない研修はやっても意味がありません。時間の無駄なのです。

「聞け!」という一方通行ではもうやり方が古いのです。


「真剣に聞いてもらうには?」「記憶に残してもらうには?」


の工夫が必要なのです。

・こちら側の一方的な話しではなく、ディスカッションを取り入れてみる→(考える力、話す力を育む)
・資料だけの説明ではなく、映像や現場で説明する→(記憶の定着)
・話し方や進行を変えてみる→(眠気防止)
・一気に研修しても全部理解してもらえないので、少しずつ定期的に行う(知識と行動を一致させる)etc…

他にもいろいろな事が考えらますし、考える必要があります。

 

新入社員の方に「おもしろかった!」そう言ってもらえれば仕事も楽しくなりますし、お互いモチベーションが上がります。

私の経験談からのお話しでした。

もっともっと工夫せねば…!!

 

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