新卒研修で成果を見い出せていない方へ

これを読んでくださっている方の中には、新卒求人をされ、晴れて新卒社員を迎え入れている企業様もいることでしょう。

そして、新入社員を育てるべく、会社の歴史やルール、業務の基礎知識、社会人としてのマナーなどなど、新卒研修に力を入れられているかもしれません。

しかし、どうも手応えが無い、、この研修は新卒社員の実になっているのだろうか?現場に出しても研修で学んだことをなかなか実行してくれないし、、果たして、この研修に意味があるのだろうか?

そう思っている方も少なくないようです。

これ、ひょっとして抜けてませんか?

実際、私自身、新卒研修をやってきて、手応えを感じてこなかった時期もありましたし、研修の成果がまったく出ていないときは「何のための研修なんやろ。」さえ思ったこともあります。

ですが、あることに気づいてからは、新卒研修が実になっていない理由もわかりましたし、それを真っ先にやることで、新卒社員の研修の吸収度合いも変わってきました

結論から言えば、新卒研修をする以前の、ある「重要な要素」が抜け落ちていたんですね。この「重要な要素」に対して、じっくり時間をかけてやれば、その後の新卒研修も充実してくるかもしれません。

ですから、もしあなたが、このような状況を1ミリでも感じているのなら、、研修のやり方を少し変えてみてはいかがでしょうか?

今回は、そういうお話です。

新卒社員との間で起きたある会話

では、その重要な要素とは何か?ってことなんですが、まずは私と某新卒社員の会話のやりとりを一部ご紹介します。

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藤村
君は何のために仕事をするの?
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新卒社員A
え?何のためですか?えーっ、、と、、生活のため…?
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藤村
君はひとり暮らししているの?
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新卒社員A
していません。実家暮らしです。
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藤村
それで、生活のために働くの?
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新卒社員A
んーーーっ、、そうですよね。じゃあ、お金を稼ぐため、、ですか?
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藤村
聞いてもらっても困るな。だって君の考えだろ?じゃあ、お金を稼いでどうするの?
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新卒社員A
お金を稼いで…貯金します!
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藤村
貯金してどうしたいのかな?
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新卒社員A
いや、とくに考えていません。
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藤村
じゃあ漠然と貯金をするために仕事、頑張れるかな?残業や休日出勤もしてくれる?
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新卒社員A
んーーーっ。いやぁ、、それはちょっと。。
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藤村
貯金するために働く。それは君の本心じゃないよね?
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新卒社員A
ですね。
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藤村
本当のところはどうなのかな?
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新卒社員A
私もわかりません。
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藤村
じゃあ、仕事とは何か?何のために仕事をするのか、一緒に見つけていこうか。
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新卒社員A
はい!お願いします!

私が言わんとしていることがおわかり頂けたかと思います。

これを意識させなければ全てが無駄になる可能性

これは新卒社員だけではありませんが、「仕事って何なのか」「何のために働くのか」を深く考えたこともないでしょうし、自分自身気づいてない新卒社員が多いのではないでしょうか?

つまり、仕事の意義ですね。

いくら業務的なことや社会人としての立ち振る舞いを指導したところで、仕事の意義という、そもそもの部分が欠如していたら、あんまり効果は出ないと思いませんか?

仕事の意義を見出し、意義を意識さないことには、成長しないどころか仕事が続いていかないと思いませんか?

もし、あなたがそう思うのでしたら「仕事の意義」を一緒に見出してあげてほしいのです。

仕事とは一体何なのか?
何のために仕事をするのか?
仕事を通じてどうなっていきたいのか?

それを一緒に探し出してあげてほしいのです。

それには答えは出ないかもしれませんし、答えはないかもしれません。

時期や環境が変われば変わっていくこともあるでしょう。

しかし、それを常に意識させることができれば、新卒社員の仕事に対する視点が変わっていきます。

そして意義を実感できる環境に置くことができれば、、ただ単に業務をこなすだけの人材から脱皮できる可能性も高まります

若者の声は「声」じゃない

今の若者は「お金より休みを欲しがる」だから「充実した休暇を労働条件にする」という会社も多いでしょう。

しかし、果たして本当に彼らは「休みが欲しい」のでしょうか?

もちろん、時代の変化による価値観の変化もあるでしょう。

しかし「何で休みが欲しいのか?」と尋ねても、それすら答えられない若者も多いです。

だとすれば、休みが欲しいという主張は、裏を返せば「仕事とは何なのか?」「何のために仕事をするのか?」これらの意識が欠けている表れではないかとも思えます。

事実、このような仕事に対する意義を少なからず見出した新卒社員は、率先して休みを取るというようなことも減りましたし、「休みが少ないけどやっていけそうか?」と、たまに声をかけても「自分はこの仕事辞めるつもりはありません!」という返事すら返ってきます。

ですから、この仕事を意義を見出すためにじっくり時間をかけて向き合せ、それをサポートしていく意味は大きいのです。

成果を出すならお互い意識を持つことから

もし、あなたの会社でも、この「仕事の意義」に向き合う時間を作っていないのなら、明日からやってみてはいかがでしょうか?決して無駄になることはありません。

人は意識しなければ前には進めませんし成長もしませんので。

意識が行動に繋がり、習慣になり、結果が変わり、最終的には人生が変わる

まぁこんな感じでしょうか。すべては意識することから始まるのです。

仕事の意義を見出していく。会社の研修はそれからでも遅くはないです。