涙がちょちょ切れました。

なぜなら、努力が報われる果実が得られそうだからです。

やっぱり努力すれば報われる瞬間があるもんですねぇ。

じゃあ、その果実とは一体何なのか、、

いきなり3人の会社見学者が!

求人難の、このご時世。ある高校の単独求人倍率は30倍を超えてしまったくらい、過激な人材獲得競争が繰り広げられている高卒求人。

そんな中、高校から3名も会社見学に来てくれました(本当は4名のはずだったのですが、反抗勢力がありまして…実現できませんでした)。

高卒求人解禁日から1ヶ月も経っていない、7月の時期にもかかわらず…です。

しかも!前向きに検討したいと言ってくれ「応募したいです!」と言ってくれる人までいました。
(こちらでは会社見学に来てくれるということは、応募してくれる確率が33%~100%であることを意味します。応募したい会社を2、3社選んで会社見学をするという暗黙のルールがあるからです。)

それだけで涙がちょちょ切れるのですが、それよりも嬉しかったことは、、

モチベーションの高い人ばかりが見学に来てくれた。ということです。

今年もレベルが高い!

たとえば、「手に職をつけたみたいと思ったので」という理由だけでなく、

「父親が同じ仕事をしています。僕が仕事をするなら父親を超えたいと思っていました。御社はそれが実現できると確信したので是非御社で仕事をしたいです!」

そう言ってくれれました。

こんなモチベーションの高い人は、逆に素材を殺してしまうのでは?と心配してしまったほど。

「いずれ、父親と一緒に仕事するし辞めるんじゃね?」そういった社内の一部からの声も聞きますが、いいんですよ!

なぜなら、モチベーションの低い人を採用するよりかは、全然社内の空気が良くなるからです。

遅刻に無断欠勤、ちょっと怒ったら次の日から会社に来ない、、そんな余計な足手まといを喰らう必要もありません。

こんな逸材どこで!?

その彼の意気込みを聞いた社長も、鼻息が荒くなり興奮した面持ちでした。

「こんな逸材、どこで!?」と、思わずどこかのCMで聞いたようなフレーズを言ったくらいです。

ですから私はこう答えました。

「ビズリー…」

ではなく、「社長の功績ですよ!」と(ゴマスリ決定です笑)。

しかし、心の中で私のやり方は間違っていなかった…、そう報われた瞬間でもありました。

もちろん、採用するまではわかりませんが、そういった人たちばかりが見学に来てくれることに収穫を感じることができました。

なぜ、そんな人材を集めることができたのか?

そう多くの方からそう聞かれます。

社長も行く先行く先そう聞かれ鼻高々のようですが、周囲に「おマエら、何もしなさ過ぎるんじゃい!」と一刀両断しています(笑)。

たしかに、人材確保に苦労している会社は何もしていないことが多い。求人広告を出して「あ~、人来ないかなぁ…」って待っているだけです。それでは素質のある人材を採用できるどころか、人っ子一人来ません。

とは言っても、何をどうすればいいの?って話しになりますよね?

どうすればいいのか?

もちろん言いたいことは山ほどありますよ。ですが今回は、特に最近重要だ!って思ったことをシェアしたいと思います。

それは、、

情熱を持つこと!

に他なりません。なんか精神論みたいに思われてしまいますが、情熱を持つことこそ、相手にの心に響くんだと確信しました。

もちろん、いろんなテクニックは必要です。魅力の伝え方だとか、話す構成だとか、ちょっとした心理テクニックだとか、、それはあくまでスパイスに過ぎません。

それよりも、もっと重要なことは「何としてでも採用する!」という情熱だと思います。

あなたもきっと「何かようわからんけど心を打たれた…」そんな経験の1つや2つ、あると思います。

情熱がメッセージに伝わり、言霊になって相手に伝わるからです。

コレ、むちゃくちゃ重要だな、って痛感しました。

もちろん自己利益だけの理由で情熱を持つことは、相手に見透かされるだけです。相手にどうなってほしいか、相手の事も想いながらメッセージを発信していくことが重要です。

修造になれますか?

あなたは情熱がありますか?松岡修造さんみたいな熱き心を持って採用活動をしていますか?

「世の中をもっと良くしていこう!日本の未来を豊かにしよう!」そう情熱を注いでいる政治家さんやスピーカーのようなパッションを出せますか?

もし無ければ、情熱を持つことから始めてみませんか?

もし、心の根底から情熱が沸々と湧き出るようになれば、、

テクニックだけでは通じない、相手との間にシンパシーを感じ、応募を獲得することができるかもしれません。