年末の時期。

この時期になると、

・まだ1人も内定が決まっていない。
・決まっていないどころか電話すらかかってこない。
・何もしなくても従業員の平均年齢だけは上がっていく…。

新卒採用が思うように行かず、悶々として年を越される方がおられます。

「どうやって若手を獲得すればいいのか…」
「一体いつになったら、どうしたら獲得できるんだ!」

そんなことを思いながら、気づいたら冬を越し、春が訪れ、「また今年もゼロ」に…。

いつまで経っても若手はやってこない。

そんな光景を目にします。

最近、さまざまな方から相談を受けることが増えてきたのですが、採用できない理由は大きく分けて2つあるような気がします。

その2つとは、、、、

 

1、そもそも行動していない。

「新卒採用は難しいな」と言っているだけで、行動していない人が結構多いです。

求人票を出すだけで終わっていませんか?

求人票を出すだけでは、ハッキリ言って電話はかかってきませんし、新卒を採用するのは無理でしょう。

求人は毎年増え続けています。

何百、いや、何千とある求人票の中から、あなたの会社を見つけてもらうのは至難のわざです。

今からでも遅くはありません。学校へ出向くなりして就職担当の先生と面談しアピールしましょう。

2、やり方が間違っている。

新卒採用できない2つ目の原因に、

「アプローチの仕方が間違っている」ということが挙げられます。

求人広告を見ると、「事業拡大」だとか、「やりがいのある仕事だ!」などと未だにアピールしている会社が見られます。

しかしそういった事を並び立てても、それはあなたの都合であって、正直なところ相手にとってはどうでもいいことなのです。

人は何かしらの動機があって行動します。その何かしらの理由がなければ興味すら持ってくれないのです。

さまざまなアプローチ方法はありますが、他社と同じようなことやっていたらいつまで経っても振り向いてくれません。

 

~最後まで諦めないこと~

毎年この時期になると諦めモードになる方もおられます。

しかし諦めるのはまだ早いです。

諦めずに活動をすれば年明けから3月末にかけて学校からお声がかかることがあります。

私も3月の最終週で内定を出したこともありました。

会社の将来は若手が担っていきます。

その場しのぎで高齢者を雇い入れるのも1つの方法ですが、会社を存続させていく限り「新陳代謝」は必要です。

若手が増えると取引先の見方も変わってきますから。

若手を採用し、育て、次の世代へバトンタッチするのです。

ですから諦めないでください!