突然ですが、

「ゆとり世代」

に頭を悩ませているのは会社組織だけではありません。

 

長年、社会で活躍する生徒を多く輩出し、地元では名の知れた、指導に定評のある高校の先生にお話しを伺うことができました。


高校を卒業した若者を採用するにあたり、

・会社としては最低限の常識、
 社会人としての自覚を持って入社してきて欲しい。


・挨拶の仕方、時間の守り方、
 1から100まで全て指導していかないといけない。


・それを高校で指導できないものなのか?

という問いがキッカケだったのですが、


その先生はこうおっしゃっていました。


「年々、生徒が幼児化して行っています。」

「それは何故か?」

「1つの要因として、生徒が幼児化していくのと比例して、子供に対する親の関与・執着心がキツくなってきているからです。」

「時代にそぐわない指導の仕方をすれば周りが黙っていません。」

「子供が社会へ出て立派な人間になるよう、時には厳しい指導もしてきたが、今はそれができない。」

「指導するうえで、生徒だって落ち込むことがある。」

「なのに、子供をそんな気持ちにさせたのは先生の責任だ!辞めろ!!と罵声を浴びせられたこともありますよ。」

「少しのことで親が過剰に反応するのです。特に男の子を持つ母親は子供をアイドルのように扱います。」

「それではいつまでも生徒は成長しない。しかし、結果だけを求める。まるで親の為に生徒を指導しているようなものですよ…。」


と嘆いておられたのです。

 

ゆとり世代 

現実、わが社でも、新入社員の母親からの厳しいご指導?を受けたことがあります。


簡単に言えば「ウチの子供を手荒く扱っている!!」という理由です。


何も、仕事で無理を押し付けていたわけででも、いじめていたわけでも、放ったらかしにしていたわけでもないのに…です。


その新入社員はいつも母親の送り迎えで出勤していました…。


これが現実です!


私の経験談と、先生のお話しがリンクしてしまい、これが現実だと受け止めると先が思いやられてたまりません。

 

しかし、現実は受け止め、対処していかなくてならないのです!

つづく…