人材不足・若手不足が未来の社会基盤を揺るがす

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年々減少してく建設労働者。高齢化が進み、職人数が10年後には3分の1以上減少すると言われている。工事現場を見渡せば、圧倒的に高齢者が多い。
そして少子化と建設業界を希望する若者が圧倒的に少ない。何故か?もはや魅力のない職種であり、何より親や周りが反対するからだ。

私が人材採用担当として活動してきた建設業界は、長年の不況風にさらされ体力を失い、倒産企業の代名詞と言われてきた。そして3Kではなく、4K(きつい・汚い・危険に加え、金がない・給与が安い)と言われ、業界に身を置いていた人間が去り、誰も寄り付きたがらない業種になってしまった。

2013~2014年にかけて、東京オリンピックの開催決定や消費税増税の駆け込み需要等の好材料で、受注や仕事量がいっきに増え、長く冷や飯を食わされたこの業種の巻き返しを図れると誰もが期待を抱いた。
しかし、「人手不足・職人不足」で仕事が回らない零細企業が多かった。仕事を受注しても着工ができない、入札物件は不調になり、実稼働していない工事現場もよく見かけた。そして原材料の高騰もあって、結局儲からない企業も少なくなかったと承知している。

建設業界だけではないが、ものづくりを得意としてきた日本が、技術者の成り手不足による人手不足に陥れば、日本の技術・経済を根幹から揺るがしかねない。
ブラック企業やパワハラ、モラハラなどが社会問題化しているが、私たちはもっと仕事の魅力を高め、若者を受け入れる環境の改善が必要である。
そうでなければ人手不足は常態化し、業界は縮小、外資系がシェアを占める時代がやってくるかもしれない。

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求人を出しても応募が来ない?採用しても定着しない?それはきっと…

私は長年、不動産とそれに付随する建築の営業マンとして仕事をしていたが、あるご縁で建築設備系工事会社の人事採用担当として身を置くこととなった。近い将来、人手不足による企業存続が危ぶまれると感じた社長が人材獲得に協力して欲しいとのことであった。

結果的に、10代20代の若手人材を中心に、2年で従業員を1.5倍、3年で2倍にまで増員することに成功し、4年目に突入して離職率の大幅に低減させることに成功した。別に待遇を改善したわけでもないし、魔法を使ったわけでもない。やり方を変えただけなのだ。

求人を出しても応募が来ない、採用しても定着しないとお悩みの企業は、他力本願であるか、考え方や方向性が合致していないケースが少なくない。前者は問題外であるが、後者は考え方や方向性を変えれば結果が出るであろう。

建設業界だけではないが、中小零細企業こそ、仕事や会社の環境を変えていかないといけない状況に差し迫っているのにも関わらず、古い体質があるのか、抜本的な改革を行おうとする者は少ない。

零細企業が人材を獲得し育成する為だけに要する経費を捻出するのは簡単ではない。
しかし、投資すべきところに投資しなければ一向に現状のまま、またはそれ以下になってしまうであろう。

特に人気の無いと言われている業界に見向きもしてくれない若い世代。その中で特に中小零細企業は、人材獲得し教育していくことは大変な労力を要す。苦労と困難の連続である。しかし、意識改革を行い、行動に移さなければ企業は衰退していくだけである。

熟練した仕事人は、高齢化により数年のうちに業界から引退されていく。ノウハウの継承がうまく行かず、事故やトラブルが多発し、取引からの信頼を落としている会社も少なくない。若き人材を如何に獲得し育て上げ、一人前の仕事人としていくのか。今が熟練者のノウハウを継承できる最後のチャンスなのである。

若手人材を確保し育成する実体験が詰まっている

政府は、これらかの慢性的な労働力不足という深刻な状況を見て見ぬふりをし、重い腰を少しずつ上げてはきているが、大きな改革すら実現できず、結局は何もできないままでいる。社会に責任をなすりつけ、国に頼っていたら、いつまで経っても優秀な人材は確保できないだろう。

そんな中、私が若手人材を中心に、獲得・教育してきた過程の体験記・考え方をこのサイトで綴っている。

予めお断りしておくが、このサイトは、助成金の申請のやり方や、就業規則などの労働基準法をアドバイスするものではないし、どごぞの士業がするような聞いて取ってきたような話しではない。外国人技能実習生を採用しろとか、待遇を改善しろと言ったありきたりなものでもないし、大企業のように、求人を出せば応募がある程度集まり、いかに優秀な人材を採用し他を振いにかけるのか?といった面接術でもない。

また、あなたが「即戦力となる人材を今すぐ確保したい!」「とりあえず誰でもいいから採用したい」「人材なんて会社のコマだ」と思っていたり、目まぐるしく変わりゆく環境の中で、「変化と変革を受けれ入れる気持ちが無い」のあれば、このサイトはあなたに合わないであろう。そういった人材紹介サービスは他にいくらでもあるのでそちらをお勧めする。

当サイトは、小手先のテクニックに捉われず、長期的な視点に立った優秀な人材を確保・育成するためのサイトを目指している。

そんな中で、「求人を出しても応募すら来ない」「なんとか採用しても定着してくれない」といったお悩みを抱えており、「本気でなんとかしたい!」と考えておられる中小零細企業の為に向けられた「若手人材を確保し会社の戦力として育成していくため」の、実体験が詰まっているサイトである。

たとえば、、

  • なぜ求人を出しても応募が来ないのか?待遇を改善したり、求人内容を書き換えても意味がありません。なぜならそれは…
  • 採用してもすぐに辞めてしまう、人材が定着しないのはなぜ?それは大きく2つの側面があるのですが、それを把握しなければ対策の使用がありません。
  • 中小零細企業だから優秀な人材なんて確保できませんよね?いいえ、そんなことはありません。あるポイントさえ押さえておけば…

などなど。

実際私が現場に入り込み、失敗を繰り返しながら仮説を立て、検証し、培ってきた、机上の空論とはかけ離れた人材確保・育成ノウハウがここに詰まっている。

中小零細企業に若手人材が溢れ若手人材が活躍する場を

また、私が綴ったブログでは、月日が経つにつれて考え方も変わっていることがわかるだろう。なぜなら時代の変化と共に労働に対する意識も変化しているからだ。そういった面も含め、人材獲得・教育に悩んでおられる中小零細の経営者様、人事担当者様に少しでもお役に立つことができたら嬉しい。

そして意識改革を行う企業が一体となり、中小零細企業の仕事人達が、社会的地位の向上を目指し大いに業界を盛り上げていけたら幸いわいである。

日本の技術力は世界に誇る。その技術力を支えているのが中小零細企業である。しかし、人材不足や後継者不足により廃業を余儀なくされ、世界に誇る技術力が継承されぬまま生き途絶えることは、日本にとって大きな損失である。

中小零細企業に若手人材が溢れ、若手人材が活躍されることを願ってやまない